フェニックスが日本で初めて手掛けたこの大型不動産投資は、オポチュニスティック型不動産投資の機会創出に成功した絶好の例です。
東京のビジネスの中心街と歴史的建造物である皇居に近い戦略的な立地にある内神田282ビルは、11階建てのグレードBオフィスビルです。フェニックスは築40年のこのビルを2005年に取得しました。
取得後まもなくフェニックスはアイデアと精密さを活かして改修を施しました。評価の高い現地の設計事務所の協力を得て外装の張り替えと内装を一新し、モダンなオフィス設計と設備を備えた最高級のオフィスビルへと生まれ変わりました。
最も重要な点として、日本の先進的な耐震基準を完全に満たす構造へと改修されています。
この補強の成果はその後まもなく起こった地震で証明され、ビルもそこで働く人々も無事でした。
2008年にフェニックスはこの物件を売却しました。